プルサーマル・MOX燃料疑惑

03/10 通産省交渉質疑まとめ(03/15up)

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1.MOX燃料ペレット外径の抜取検査規格について

@ 報告のMOX燃料品質管理に用いられているMIL-STD-105D規格はJISと同一ではない。なぜ、JISを要求していないのか?

■回答:品質管理規格は、燃料加工会社のベルゴニュークリア社と東電が決定すること。JISは要求していないと聞いている。

A MIL-STD-105Dは廃止された規格。なぜ、これを使うのか。

■回答:契約時には廃止されておらず、その後、MIL-STD-105Eへの改定があった。通産省としてもこの件について、精査したい。しかし、抜取方などに変更はないと聞いている。

B 報告のMOX燃料はペレット7000個から32個以上の抜取で、そのうち一つでも不合格だとそのロットは不合格という規格を採用しているが、それは通産省は妥当と考えているのか。また、32以上、というと、抜取率が一定でない、ということか。とすると、正確なサンプリング検査にならないのではないか。

■回答:32以上を抜き取ることで、よりきびしい方に倒れると理解している。

C JISでは32個の抜取は「ゆるい検査」。これは「なみ検査」15ロット連続合格で移行できる。報告のMOX燃料品質管理はどうなっているか。なぜ、報告に説明がないのか。

D「なみ」から「ゆるい」への移行は東電が要求したのか。関電の検査はJISZ9015に則して200個抜取5.6(5つまで不合格でも、そのロットは合格)判定を要求しており、「なみ」で一貫させている。

■回答:最初の3ブレンダーについては、念のため80個抜取になっている。ベルゴニュークリア社の実績等から、規格を決めていると聞いている。

2.抜取検査方法について

@ 報告では、不正の余地なしとしている。しかし、実際には、検査員がペレットを回転させ合格の値が出てからデータを送ることも可能。こうした不正の防止策はとられているか。

■回答:東電の立会い検査などが不正の抑止になっているかとも思うが、より精査したい。

3.測定結果と測定精度について

@ 製造されたペレットは福島用43万個、柏崎刈羽用41万個。1ロット約7000個なら、福島分16から62ロット、柏崎分58から59ロットのはずが、報告書には福島分16ロット、柏崎分18ロットのみ。他のロットの報告はなぜないのか。

■回答:ペレット数の単位は、まず、約7000個づつをブレンダーと呼ぶ。同じ組成のブレンダーをいくつかまとめて同じロットとする。そのため、抜取の分母となる検査ロットと、グラフのロットとは意味が違う。また、抜取検査については、いつも約7000個から32個抜取ではなく、効率を上げるために、3200個くらいできたら、抜取検査を始める場合もあるときいている。それは、MIL-STDにかなっている。(市民団体から、次回の質疑には、抜取の分母と分子をはっきりさせるよう要望した。)

4.東電の立会い検査について

@ なぜ、福島用と柏崎用で東電の立会い検査時の測定数が違うのか。

■回答:この点はこれから、どういうことなのか、聞いていきたいと思っている。ベルゴニュークリア社と東電との約束事にのっとって行なっている。

5.全数計測データについて

@ データを公開すべきだと思うが、どう考えるか。

■回答:東電(東芝)とベルゴニュークリア社との契約で、データを現地で見ることはできるが、持ち出しはいけないとなっているという話だ。

A 報告書では外径測定全数データの元データは一定期間保管の義務なしとされているが、保存されているかいないかは書かれていない。ウラン燃料の外径全数計測データは通常保存されていると聞く。報告書の燃料の場合は、保存されているのか、いないのか。

■回答:データは計測され、コンピュータに取り込まれる。その際、前のデータは上書きされていく。数年前に作られた燃料のものは、残っていないと思う。(市民団体から、残っているのか、いないのか、確認を求めた。)

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